よく当たる!チャンピオンズカップのシミュレーション
アイドルホースのソダシ参戦!一気に注目を集める
中京競馬場で開催されるダートGⅠ戦。今年何と言っても注目が集まるのは、白き女王ソダシが参戦を予定していることだろう。前走秋華賞では10着に沈み、今後の可能性を見出すためダートに路線を変更してきた。
当初から、ダートを試す話は話題に挙がっていたが、意外な点はスタミナ面からフェブラリーSを選択するのではなく、距離が長いチャンピオンズカップを選択したことである。父クロフネの芝からダート転向後の比類なき強さを見れば、この選択でも納得するが果たして好転するかどうか。
過去10年間でもちろん前走芝を使った競走馬の同レースでの好走実績はないが、そこは競馬。何が起こるかわからないから面白いのである。ソダシの心配な面で言えば、初ダートはもちろんなのだが、同レース過去10年間で牝馬が1勝しかあげておらず、後は全て馬券外という点である。
過去10年間で牝馬の総出走数が10頭に満たないこともあり、過剰に意識することは禁物だがタフなコースなだけに牡馬よりもパワーが劣る傾向にある牝馬にとっては辛いところだ。ここで、ソダシが勝利すれば、また歴史に新たな一ページが加わることとなるだろう。
そんなソダシが、打ち破らなければならないライベルたちを見ていきたい。まずは、昨年の同レースの覇者であるチュウワウィザード。今年はドバイ帰国後既に2戦しているが、未だに勝利はないがJBCクラシックでは3着と相変わらずの安定感ぶりである。
同馬今までに22戦して国内で馬券外になったのは僅か2戦ととんでもない能力を持った競走馬なのである。また、同馬6歳になるが、同レース過去10年間で6歳馬の勝利数は2勝、そして2着4回と全く気にする部分ではない。
次にそのチュウワウィザードを帝王賞で負かした、テーオーケインズを見ていきたい。まだ、4歳と若く、伸びしろは十分にある同馬だが、阪神、中京ダートなど割とタフなコースを得意としているだけにここでの魅力は十分にある。
父であるシニスターミニスター産駒は総じて同コースに強い傾向があり、血統面での後押しもある。前走の敗因はスタートということもあり、後は鞍上の松山騎手の手腕に掛かっているだろう。
的中データラボの推奨馬
中京ダート1800mについて、アップダウンが激しいコースでスタミナが容易に削られる。逃げ、先行馬の成績が良いが、スピードだけでは、スタンド前直線の坂で脚が止まってしまう。同コースにマッチする競走馬はスタミナも兼備する競走馬が望ましいと言える。血統面では、マジェスティックウォリア―産駒の馬券内率、単複回収率がとても高く、ここでは、新鋭ながら前走シリウスSを制したサンライズホープに期待したい。中京ダートは既に2勝しており、持ち前の先行力とスタミナが活きるコースともあり、いきなり相手は強くなるもののどこまで戦えるか見物である。
今年はソダシ参戦予定と例年以上に盛り上がっており、結果がどうなるか楽しみだ。
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