阪神競馬場で開催される芝重賞レース。京都競馬場が改修工事のため、今年は阪神競馬場で開催される同レースは、マイルチャンピオンシップのステップレースに位置付けられるレース。
スワンステークス GII 枠順確定後 シミュレーション
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的中データラボ 「スワンステークス 2021」の見解
過去10年間で優勝馬は2017年サングレーザー、2015年アルビアーノ、2014年ミッキーアイル、2013年コパノリチャードなど3歳馬が4勝もしている。この4頭に関しては同レース以降GⅠで好走、若しくは勝利しており、間違いなく次代を担う短距離馬であった。
要するに3歳馬で同レースを勝利するものなら、将来GⅠで活躍する可能性が高いのである。サングレーザーに至っては次走マイルチャンピオンシップで3歳馬ながら3着と大健闘している。
今年は3歳世代の活躍が目立ち、特にスプリントからマイル路線の世代はピクシーナイト、シュネルマイスター、そして先日富士Sを勝利したソングラインと古馬を圧倒する化け物揃いである。
もちろんここでも有力な3歳馬たちが登録しており、古馬は威厳を保てるか非常に見物である。それでは、同レースに登録している有力馬を見ていきたい。まずは、阪神JFを制したものの、古馬になってから中々弾けきれないダノンファンタジー。
3歳クラシックでは距離の壁から苦戦が続き、古馬になってからは短距離路線にシフトした。今回のメンバーだったら、何度も好走している阪神競馬場開催なだけに負けられないだろう。
また、休み明けも問題なく、後は未知数な3歳馬との力関係の話になってくるだろう。力関係が不明なだけに、過剰に人気する様であれば危険かもしれない。
次に、その3歳馬のルークズネスト。前走ポートアイランドSではタイム差無しの2着と休み明けながら、早速古馬との対決も能力を遺憾なく発揮した。
シンザン記念ではピクシーナイトの2着、次走にはファルコンS優勝と持っている能力はマイル路線では世代屈指ではある。しかも、ピクシーナイトと同じく父親はモーリスと、成長力にかなり期待は出来る。坂についても、中京、阪神競馬場をこなしていることから問題は少ないだろう。
的中データラボ スワンステークス 2021年推奨馬
阪神芝1400mについて、スタートからコーナーまでが長く、コーナーでは下り坂となり、スピードがついたままスタンド前直線に入る。そのため、スタンドに入る際外に膨らむことが多く、インでレースを進めた競走馬が有利な形となる。
このことから内枠の成績が良く、枠順には注目したい。また、血統面ではロードカナロア産駒の馬券内率、単複回収率が高い。ここで該当する登録馬はステルヴィオだ。
マイルチャンピオンシップを制したことのある同馬は、コースは違うが昨年の同レース2着馬で、前走も休み明け、最重量斤量ながらも勝ち馬と0.4秒差と全く衰えを感じさせない走りを披露した。3歳馬に人気が集中すれば、美味しい馬券になる可能性は高い。
今年は、勢いのある3歳馬が勝つのか、それとも古馬が立ちはだかるか、楽しみである。
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