東京競馬場で開催される3歳限定芝GⅠレース。同レースを今更語るまでもないが、ホースマンにとって憧れの舞台である3歳頂点を決めるレースは、毎年様々なドラマが誕生する。
昔からダービーは「最も運のある馬が勝つ」と言われているが、その言葉完全に鵜呑みにすれば、歴代勝利した競走馬たちに失礼にあたるが、強さだけではない何かしらの巡り合わせは確かに存在する。過去10年間、同レースのほとんどは1、2着との差は1馬身差以内の激戦なのである。この差は本当に枠、展開など運に左右される差であることには違いないであろう。
また、近年の特徴として、ここ4年間で福永騎手が3勝と相性が良いのである。2018年ワグネリアンでダービー初制覇をきっかけに、今まで勝てていなかったことが嘘の様に、3歳頂点を決めるレースの勝ち星を積み重ねてきている。
今年も皐月賞を制したジオグリフに騎乗予定と、3年連続制覇も夢ではない。ただし、ジオグリフに関しては小回りかつ、力の要る馬場を得意としているのは明白で、舞台が東京に変わることでどの程度マイナスになるか検討していかなければならないだろう。
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参考になるのは共同通信杯で、同レース本命最右翼とされているダノンベルーガ相手に斤量1キロ重いながらも0.2秒差2着なら東京芝適正は十分であろう。後は冗談抜きにして、冒頭記述した「運」に左右される話になってきそうだ。そこはダービーを直近3回制している福永騎手を背に、その「運」を手繰り寄せることは難しくはなさそうだ。
さて、そんなジオグリフを差し置いて人気になりそうなのが、先にあげたダノンベルーガ、イクイノックスであろう。ダノンベルーガに関しては、皐月賞では馬場が荒れ、伸びない内枠を走り4着と大健闘し、得意な東京が舞台となるだけに目に見える範囲ではプラス材料しかない。後は皐月賞のダメージが気になるところで当日のパドックには注意したい。
イクイノックスについても、長期休養明けでジオグリフと接戦を演じたことから総合的な能力で言えば世代NO,1と言っても過言ではないだろう。後は体質的に弱い部分がどう影響してくるか、ダノンベルーガ同様にパドックに注意したい。
東京芝2400mについて、スタミナ、瞬発力、パワーなどとにかく総合的な能力が問われるコースで、まさに頂点を決めるにふさわしいコースだ。特徴としては、内枠の成績が良く、同レースでも過去10年間で3勝2着2回3着1回と上々の内容である。スタミナが要求されるコースなので、当然と言えばそうだが、今年もどの競走馬が幸運の枠を手に入れるか一つ注目である。
血統面ではやはりディープインパクト産駒の成績が良く、ここではたくさん登録馬がいる中で、プラダリアに注目したい。前走青葉賞組の優勝馬は過去いないものの2、3着には入っており、母父クロフネも同コースと相性が良いのは加点ポイントとして考えられる。距離には絶対の自信もあることから、穴として一考するのは面白いだろう。
競馬ファンの年末とも言えるダービー、心から楽しみたいところだ。
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