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中京競馬場で開催されるダートGⅠレース。同レースは、国内ダート戦の中で、数多にいるダート馬が目指す最高峰のレースです。先日のイクイノックスの絶対的な強さの余韻が残る中、ジャパンカップほど絶対的な競走馬が存在しない同レースは、難解なレースとなっています。
まず、同レース1人気が想定されるのは、今年のフェブラリーSを制したレモンポップで、マイルまでの距離なら無敵と言っても過言ではなく、前走のMCS南部杯は圧巻で、2着のJBCスプリントを制したイグナイター相手に2秒差と、ダートマイル戦においては付け入る隙はないです。
問題はやはり距離が延びることでしょうが、登録メンバーを見る限り、能力で圧倒できてしまうことが考えられ、テーオーケインズが全盛期であれば、レモンポップにとって厳しい相手でしょうが、一昨年の王者はやや下降気味に見え、敵はいないでしょう。
さらに、逃げ一辺倒の競走馬ではなく、折り合いをつけ、根岸S、フェブラリーSで勝利しているため、無理に逃げて沈むという展開も考えづらいです。
むしろ、距離というより、中京ダート適性の方が気になるところで、前走の盛岡を除けば、東京ダートでこそ圧巻のレースをしていますが、他コースの実績は乏しく、同じ左回りでもタフさが増すコースで能力が発揮できるのかが不安な点です。この不安点をクリアできれば、今後の選択の幅はさらに広がるでしょう。
そんなレモンポップに挑むのは、3歳馬ながら5連勝と波に乗り、前走重賞初挑戦ながらダート戦とは思えぬ末脚を繰り出し、他馬を圧倒したセラフィックコールです。スタミナ面は申し分なく、レモンポップよりは適性は高いでしょうが、後は少ない実績の中でどれだけ能力があるのか見極めることが重要です。
過去10年3歳で同レースを制した競走馬はもちろんおり、2018年ルヴァンスレーヴ、2019年クリソベリルと複数GⅠを制した一流ダート馬です。そんな一流馬と比較をしてどうかですが、やや見劣り感はあり、先に挙げた2頭はジャパンDDを共に制しており、この時点で完成されていたのです。
セラフィックコールがこの先どれだけ伸びるか定かではないですが、前走重賞戦といってもそこまで強者を相手にしたわけではないので、まだ力不足と読んでも問題ないかと思われます。
さて、中京ダート1800mについてです。先行馬有利なコースとされつつも、GⅠクラスともなれば、展開が速くなり、先行勢が潰れるケースが多く見られます。実際に同レースでも過去10年逃げ切って勝利した競走馬は不在です。
血統面では、キズナ産駒の馬券内率、単複回収率が高く、ここではハギノアレグリアスに注目したいです。中京ダートは2勝2着1回と実績もあり、前走シリウスSでは斤量最重量ながらも、アイコンテーラーを撃破と勢いもあります。今年は際立った競争馬がいないことから、人気が割れておりますが、同馬は間違いなく、人気はそこまで出ないでしょう。
今年は人気馬に不安点なことが多いことから、穴党にとっては美味しいレースになるかもしれません。
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