秋競馬の予想も大川慶次郎に
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先週は牡馬クラシック3冠の最終戦である菊花賞が行われ、アスクビクターモアが最後の一冠を制して、春の雪辱を見事に果たしました。
今週は秋古馬三冠の第1戦でもある天皇賞（秋）が行われます。古馬中距離路線のエース達が一堂に会したこのレース。
今からどのような結果になるか楽しみです。
また、土曜日の阪神メインではGⅡスワンS（芝1400ｍ）が行われます。
今回は、短距離路線とマイル路線の強豪が集ったこの一戦を予想・展望していきます。
本命は、サブライムアンセムです。
初勝利までに時間を要しましたが、この春は未勝利戦を勝利すると、勢いそのままにGⅡフィリーズレビューを制覇。
桜花賞は9着でしたが、1着のスターズオンアースからは0.2秒しか離されていません。
重賞初制覇と同じ舞台に戻り、どのような走りを見せてくれるか、とても楽しみな1頭です。
対抗は、マテンロウオリオンです。
新馬戦2着の後、阪神競馬場で行われた2歳1勝クラスの万両賞（芝1400ｍ）に格上挑戦し、最後方から上り最速の33.4秒という豪脚を披露して勝利を収めました。
続くシンザン記念では、一転して先行して3番手から抜け出して、後続の追撃を抑えて勝利するという器用な競馬センスを見せました。
その後のニュージーランドトロフィーとNHKマイルCで2着が続いた後に参戦した日本ダービーでは、17着と大敗しましたが、連戦の疲労と適正距離と異なるレースということで、全くの参考外でしょう。
この秋は、万両賞で衝撃的な勝利を収めた舞台からの始動。マイル路線の主役として活躍するためには、ぜひとも勝利したい一戦です。
3番手として注目したいのは、ダイアトニックです。
前走は、GⅠスプリンターズSでジャンダルムから0.2差の4着でした。
また、今回の舞台である阪神芝1400ｍでは、今年の阪急杯で重賞3勝目をマークしています。
主戦の岩田康騎手の手綱捌きで、GⅠ惜敗の雪辱を果たすことを期待します。
また、GⅠ善戦組からは、トゥラヴェスーラにも注目しています。
こちらも、乗り慣れた鮫島駿騎手が7戦連続で手綱を取ります。
後方からの追い込み脚質の馬だけに、どうしても展開には左右されてしまいますが、その末脚の堅実性には目を見張るものがあります。
重賞初制覇の期待がかかるこの1戦。馬券的にも要注意な1頭です。
馬券は、サブライムアンセムを軸として、マテンロウオリオン・ダイアトニック・トゥラヴェスーラに馬連で流したいと思います。
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