毎年大物が出現する出世レースとも言える東京スポーツ杯2歳ステークスですが、過去にはヴァンドギャルド・ワグネリアン・スワーヴリチャード・イスラボニータ・ディープブリランテ・・・などなど後に重賞を活躍する馬が多く出る注目のレースです。
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未来のダービー馬はここに!?東京スポーツ杯2歳ステークス!!
東京競馬場で開催される2歳限定芝重賞レース。競馬ファンならここを見逃してはならない、何故ならここで活躍した競走馬がダービーを制する可能性が高いからである。過去10年間でここを制した競走馬は2019年コントレイル、2017年ワグネリアン、そして、2011年ディープブリランテと後にダービーを制した名馬揃いである。
また、これらの競走馬は2着に3馬身差以上つけて勝利とインパクトも十分であった。そして、ここで敗北した競走馬で後に大成した競走馬も多く、2013年同レースで6着に沈んだものの、3歳時にはダービーを制したワンアンドオンリー、他記憶に新しいところで2020年2着に敗れたものの、先日菊花賞を制したタイトルホルダー。
そんな、名馬が誕生する確率が非常に高いレースとなっているが、今年はどんな登録馬がいるか見ていきたい。まずは、新種牡馬キタサンブラック産駒のイクイノックス。
新馬戦では2着以下に1秒差をつけて、勝利とインパクトもさることながら、このレース3着にはサークルオブライフがおり、後にアルテミスSを勝利と決してレベルの低い一戦ではなかった。母親はマーメイドステークスを制した重賞馬で父、母から距離は中距離以上が望ましいだろう。
また、半兄ヴァイスメテオールはラジオNIKKEI賞を制するなど血統面では大いに期待できる。そして、新馬戦騎乗後GⅠに強いルメール騎手が「伸びしろがある。」と太鼓判を押したこともあり、後にGⅠを制する気配すら漂っている。
次に兄弟に重賞勝ちがいるレッドベルアーム。半兄レッドベルジュール、レッドベルオーブと共にデイリー杯2歳ステークスを勝利しており、早いうちから活躍している。父にディープインパクトを持つ上の兄たちとは異なり、ハーツクライ産駒の同馬だが順調に新馬戦を勝利し、兄たちに続き2歳重賞勝利の期待が掛かる。
新馬戦時なので、当然かもしれないが、騎乗後の福永騎手のコメントにもあったが、まだ余裕があるとのことで、上積みが大きく期待出来そうな一頭だ。
的中データラボの推奨馬
東京芝1800mについて、スタートはコーナーポケットからとなり、スタート後直ぐにコーナーに差し掛かることから、内枠が有利である。そして、道中はペースが上がることが少なく、最後のスタンド前直線で瞬発力勝負になりやすい。
その際、中団より前の位置につけないと前半楽していた先行勢と同じ脚色になり、差し届かない可能性がある。血統面ではキングカメハメハ産駒の馬券内率、単複回収率が高く、ここではスカイフォールに注目したい。叔母にはトゥザヴィクトリーがおり、兄弟もコンスタントに勝っていることなど血統背景に問題はなく、そして2歳馬とは思えないコントロールのしやすさが何よりの強みとなるだろう。
今年も未来のダービー馬になりそうな面子が出走するだけに、非常に楽しみだ。
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