サウジアラビアRC GIII 2021 枠順確定後シミュレーション
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的中データラボ「サウジアラビアRC 2021」の見解
東京競馬場で開催される2歳限定重賞レース。同レースは2014年重賞に格上げされたレースで数々の名馬が誕生している競馬ファンなら絶対に見逃せないレースだ。
昨年優勝したステラヴェローチェは先日開催された神戸新聞杯を制し、クラシックでは皐月賞、ダービー共に３着と現3歳世代の中心を担っている存在だ。
一昨年には同レース優勝し、次走朝日杯ＦＳを制し、皐月賞、ダービー共に2着の一流馬サリオス、2018年優勝馬には幾つもの短距離ＧⅠを制した女王グランアレグリアなど優秀な競走馬ばかりである。
また、東京芝コースはクセのないコースで能力が反映されやすいこともあり、ここで好走すれば素質が高い裏付けともなる。過去同レースを優勝した競走馬の殆どは、前走東京芝や同じく能力が反映されやすい阪神芝での出走となっている。
優勝すれば、明るい未来が待っている同レースに登録している有力馬を見ていきたい。まずは、全兄にアルジャンナがいるコマンドラインである。新馬戦2着に３馬身差で快勝するも、戦った２、３着馬は既に未勝利戦クリアと決してレベルが低かったわけではない。
しかも前走と同じコースを走るわけだから、人気が出ないわけがない。同馬は兄弟も優秀だが、母親が海外ＧⅠ馬の良血馬で、ここも単なる通過点になるだろう。
また、寂しいことに同レース出走登録数が少頭数で、直線で詰まるなど間違いが起こる可能性も低く、順当にいく可能性は高い。ただし、同レースは2強と言われており、1頭は先ほど紹介したコマンドライン、そしてもう1頭紹介しなくてはいけないのが、ステルナティーアである。この競走馬も兄弟が優秀で、全兄に2017年同レースで2着と好走したＧⅠ馬ステルヴィオがいる。
この兄が若い時に見せていた鋭く切れ味ある末脚を所持している同馬は、兄の雪辱を果たせるか見物である。また、牝馬は仕上りが早いだけにコマンドラインの成長具合によっては、勝てる見込みもある。同レース過去7年間優勝馬は１から4人気で決まっているレースなだけに2歳戦ながら荒れる傾向になく、純粋にこの2強を評価すべきか。
さて、東京芝1600ｍについて、スタート後直線が長く枠の有利、不利はそこまでない。
コーナーは下り坂で、ここでギアを上げる形となり、息つく間もなくギアを上げた状態でゴール前の長い直線、急坂をこなさなければならないため、距離以上にスタミナが要求されるコースである。血統面からもそれは裏付けがあり、長距離馬を多く輩出するハーツクライ産駒の馬券内率が高い。
的中データラボ サウジアラビアRC 2021 推奨の注目馬
優秀な中距離馬を多く輩出するキングカメハメハ産駒の馬券内率も高く、ここではそれに該当するスタニングローズに注目したい。
前走新潟２歳Ｓを5着と大したことない感じに見えるが、ここで下位だった競走馬が次走で好走しており非常にレベルが高かった一戦だったと評価されている。
同馬は後方からこのメンバーの中で確実に脚を伸ばしてきたことを考えると、ここでも十分に戦える可能性が高い。
今年はどんな素質馬がいるか、非常に楽しみ一戦だ。
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