みやこS GIII シミュレーション 競馬予想
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的中データラボ 「みやこステークス 2021」の見解
阪神競馬場で開催されるダート重賞レース。京都競馬場が改修工事のため、阪神競馬場で施行される同レースは、チャンピオンズカップのステップレースの位置づけにある。
過去10年間、同レースに出走した競走馬たちは、次走チャンピオンズカップで好走することが多く、同レース2017年優勝馬テイエムジンソクは次走チャンピオンズカップで2着、2012年同レース2着の二ホンピロアワーズは次走ジャパンカップダート(チャンピオンズカップの改称前)で優勝と、実力馬が揃うレースとなっている。
芝では3歳世代の台頭が目立ち、新たな風が吹きつつある。実はダート界も徐々に世代交代が進んでおり、ダート界王者であったクリソベリルが引退し、帝王賞では4歳馬テーオーケインズが優勝し、並みいる強豪を蹴散らした。
そんな新たな風が吹きつつあるダート界、GⅠ戦へ繋がる重要な同レースに出走する有力馬を見ていきたい。まずは、前走帝王賞3着のクリンチャー。
重賞では一歩足りないと言われてきた競走馬も既に重賞3つ勝利し、前走GⅠでは3着と、7歳にしていよいよ本格化してきた。昨年も阪神競馬場で開催となった同レースで見事優勝し、ここを皮切りに勢いを増したので、陣営にとっても思い入れが強いレースだろう。
気になるデータとしては、過去10年間で1人気は3勝しているものの着外が4つもあり、絶対的信頼には至ってない。ただし、昨年1人気で勝利したクリンチャーならば、コース適正の高さから問題は少ないだろう。後は、昨年と異なり休み明けの出走となるので、当日の馬体には注目したいところだ。
次にスマートファルコン産駒の筆頭株であるオーヴェルニュ。スマートファルコン産駒の阪神ダート1800mの単複回収率は非常に高く、同馬も阪神ダートを複数回制しており、ここでは心強い存在ではある。
また、休み明けにも強く2走前の平安Sでは2着アメリカンシードたちを大きく引き離し、圧巻のレースを披露した。同馬の特徴はタフさが要求される阪神ダートに合う豊富なスタミナと、スマートファルコン譲りの先行力である。ここを勝利し、3度目のGⅠに挑戦し栄冠なるか見物である。
的中データラボ みやこステークス 2021年推奨馬
阪神ダート1800mについて、スタート後直ぐに上り坂、そしてコーナーもあることから、序盤ペースは落ち着きやすい。第3コーナーあたりから下り坂があるため、ここからスピードがつきやすいが、時すでに遅し、前半楽をしていた先行勢がこれを利用し一気にゴールまで駆け抜けることが多い。
そこで先行力がウリの6歳馬サンライズソアに注目したい。怪我のため長期休養明けで挑んだアハルテケSでは惨敗したものの、前走太秦Sでは持ち前の先行力を活かし、3着と復調の気配を見せた。阪神ダートでは馬券外になったことはなく、ここでの復活は大いに期待できる。
今年は3歳馬代表のメイショウムラクモの参戦もあり、世代勢力図を見極める点においても楽しみな一戦だ。
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