東京競馬場で開催される2歳限定芝重賞レース。実は同レースを経験して、後にGⅠを制した競走馬は複数いる。同レース2017年優勝馬タワーオブロンドンは後にスプリンターズSを制し、2016年2着馬レーヌミノルは後に桜花賞を制し、そして2012年2着馬ラブリーデイは宝塚記念、天皇賞(秋)を古馬になって制した。
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あまり認知度は低いレースかもしれないが、知る人ぞ知る一流馬へ繋がる2歳戦なのである。そして、このレースについて触れたいことは、とある種牡馬の産駒が強いことである。それは、ダイワメジャー産駒である。仕上りが早く2歳戦から活躍している印象強いと思うが、このレースも例外ではない。
昨年の優勝馬モントライゼ、2015年優勝馬ボールライトニングと同産駒で、短距離戦らしくダイワメジャー産駒に多いスピード馬が活躍をみせている。そして、後に桜花賞を制したレーヌミノルも何を隠そうダイワメジャー産駒なのである。
そんな同レースにおいて、信頼度が高いダイワメジャー産駒であるが、今年はというと、前走OP戦カンナSを制したコラリンが該当する。未だ1400mは経験がないものの、そこは2歳、適正距離を判断するには早すぎる時期で現に同レースでは過去10年間で前走1200m使った競走馬が5勝と前走1400mを使った競走馬の成績に全く引けを取らない成績を残している。
また、脅威なデータがあり、直近5年間で4勝を挙げているルメール騎手が騎乗予定で正に鬼に金棒である。そんな強力なデータの後押しがあるコラリンに挑む有力馬は前走すずらん賞を制したヴィアドロローサである。同馬の鞍上は菊花賞、天皇賞(秋)を制し、勢いがある横山武騎手の予定で、また多くの良質なスピード馬を輩出しているロードカナロア産駒ということも心強い。
ロードカナロア産駒は同レースが施行される東京芝1400mに強く、単複回収率がかなり高い。そして、同レースは過去10年間で勝ち馬は人気馬が多いものの、相手に人気薄が多く、出走馬隈なくチェックすることが大切になるだろう。
東京芝1400mについて、スタート後上り坂ともあり、前半のペースはそこまで速くなることはない。そのため、短距離レースだが、スタンド前直線での攻防がかなり重要で、瞬発力は必要になってくる。同レースでもここ5年間それが顕著に表れており、最速の上りを披露した競走馬の成績は3勝2着2回と抜群の成績を残している。
そして注目の1頭としてシゲルファンノユメ。先日、シゲルイワイザケが好走したように馬主自らが選んだ今までとは違う高額の馬は結果を出しています。シゲルファンノユメは名前からも応援したくなる馬ですね。実はかなり期待しています。
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そこで注目したいのは、勝ち上がりに4戦要したものの、過去4戦中3戦最速の上りを出しているレッツリブオンに注目したい。前走未勝利戦で東京芝1400mを走り、同レース過去優勝馬の勝ちタイムに見劣りしないタイムで勝利した能力は決して侮ってはいけない。また、新馬、未勝利戦と肉薄で敗北した相手は上のクラスでも好成績を残しており、同馬もここで好走する可能性はある。
今年は、データの裏付けもあり、コラリンが圧倒的に人気しそうだが、そこは2歳戦。いつもより慎重に軸選びをした方が良いだろう。
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