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2月も4週目を迎え、今週から関東は東京競馬場から中山競馬場に開催が変わり、中山・阪神・小倉の3場開催となります。日曜日には中山競馬場でＧⅡ中山記念、阪神競馬場でＧⅢ阪急杯が行われ、それぞれのレースでGⅠ馬たちが、春の始動戦を迎えます。ますます春のGⅠ戦線に向けて盛り上がりを見せる中央競馬ですが、今回は、土曜日の阪神メインであるリステッド競争の仁川S（ダート2000ｍ）を予想・展望していきます。
本命は、メイショウユズルハです。前走は中京競馬場で行われた3勝クラスの瀬戸Ｓ（ダート1900ｍ）に出走して、中段追走から先に抜け出したレプンカムイをクビ差捉えて、オープンクラス入りを果たしました。今回は斤量も54㎏で想定されており、乗りなれた岩田康騎手に導かれ、連勝でオープンクラス初勝利を達成する可能性も充分にあると思います。
対抗は、メイショウフンジンです。前走は中京競馬場で行われたＯＰクラスのアルデバランＳに出走し、先行2番手から直線で粘りとおして勝利を飾りました。今回のレースもスムーズに先行すれば、持ち味の粘り強い末脚を発揮して、オープンクラス2連勝を成し遂げる可能性も充分にあると見ます。
3番手で注目しているのは、ヘラルドバローズです。2勝クラスのレースと3勝クラスの茨木Ｓを連勝して臨んだ前走のベテルギウスＳでしたが、1番人気の支持を受けながらも、中段から伸びあぐね、勝ち馬から1.0秒差の7着でした。勝利しているレースでは、先行2.3番手の位置を取る馬だけに、スムーズに前目のポジションを取ることができなかった点が敗因と思われます。素質を感じる馬なだけに、ここを勝利して、今後のダート重賞戦線に名乗りを挙げることを期待します。
この他に注目しているのは、ゴールドハイヤーです。前走は中京競馬場で行われた3勝クラスの尾頭橋Sに出走し、直線では内目を捌きながら上り最速の36.6秒の末脚を使い、外から猛然と追い込んだ2着馬をクビ差凌いで、ＯＰクラスの仲間入りを果たしました。前走で好騎乗した幸騎手から今回は武豊騎手に鞍上が変わりますが、馬込みを割ってくる根性を武器に、このレースでも好走を期待したいところです。
今回は、メイショウユズルハを軸にしてメイショウフンジン・ヘラルドバローズ・ゴールドハイヤーの3頭に馬連で流して勝負したいと思います。
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