2020年はレッドベルオーブが勝利して朝日フューチュリティで3着になったように先に繋がるステップレースなので目は離せない一戦となりそうだ。基本的には人気サイドの決着となりそうだが出走するメンバー次第。
デイリー杯2歳ステークス2021のシミュレーション
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的中データラボ デイリー杯2歳ステークス2021の見解
阪神競馬場で開催される2歳限定芝重賞レース。今年は京都競馬場の改修工事のため、昨年同様阪神競馬場での開催となる同レース。まず、始めに同レースは非常に難解なレースとして、挙げられる。それは、ほぼ毎年少頭数でのレースにも関わらず、人気薄が絡んでくるからである。
例えば、過去10年間2018年11頭立てで、7人気ウイングレイテストが2着になったり、2016年10頭立てで8人気ボンゼルヴィーゾが2着になったりと、想定外の結果が多くなっている。一方でここを好走した競走馬でマイルGⅠ戦結果を残す競走馬も存在する。
2018年同レース勝ち馬アドマイヤマーズは次走朝日杯FSを制し、NHKマイルカップ、そして香港マイルまでも制した。2017年3着のケイアイノーテックもNHKマイルカップを制するなど、単なる色物レースではない。そんな同レースだが、今年も登録馬は8頭と少なく、まずは有力馬を見ていきたい。
何と言ってもここで目玉は前走レベルの高いレースと評された新潟2歳Sを制したセリフォスだろう。新潟2歳Sに出走した競走馬の次走は皆めざましい活躍をしており、そのレースを制したセリフォスが出走となれば断然人気が出るだろう。
しかも2歳戦から活躍するアドマイヤマーズと同じくダイワメジャー産駒ともあれば、心強い部分だ。しかし、今回は不安点もある。それは騎乗するのは主戦の川田騎手ではないことだ。
2歳だからかもしれないが、前走テンションが高かったり、左に寄ったりと中々癖が強い競走馬なだけに、乗り替わりは痛いところだ。
次に、祖母にGⅠ2勝したアドマイヤグルーヴを持つ、良血ソネットフレーズである。前走新馬戦では、先行勢が総崩れの中2番手でレースを運び、上り最速タイをマークし勝利した。時計だけ見れば、翌日開催された新潟2歳S5着のスタニングローズと変わらなく、化け物の可能性すらある。
ただし、そこは2歳戦、持ち時計だけなら同レース登録しているプルパレイの方が開催週違うが上なので、過信は禁物だ。
的中データラボ デイリー杯2歳ステークス2021の推奨馬
阪神芝1600mについて、スタートから最初のコーナーまで直線が長く、枠に有利不利は少ない。そして外回り特有の緩やかなカーブに入り、第4コーナーあたりから下り坂となり、ここで各馬一気にギアを入れ替える。
そして、ゴールまでの直線が長く、息の長い末脚が求められることになる。ここは、前走コマンドラインら強敵相手に最速の上りを披露したスタニングローズに注目したい。
阪神芝は新潟芝と異なり、タフさが求められるコース。既に阪神芝1600mは未勝利戦で経験済みで、上り最速で勝利していることから適正は高いと見てとれる。新潟2歳Sではセリフォスにやられたものの、コースが変わり傾向がガラリと変わることもあり、逆転の芽は十分ある。
今年も少頭数である同レースは、荒れてしまうのか楽しみである。
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