小倉競馬場の特徴や予想、レース結果

小倉競馬場 各競馬場の特徴

小倉競馬場の特徴や予想、レース結果といった情報はこちらでまとめていきます。

福岡県北九州市にある小倉競馬場。

住所 〒802-0841 福岡県北九州市小倉南区北方4丁目5−1

中央競馬で唯一、九州地方にある競馬場で、九州産馬限定競走なども行われています。
1999年に改築されたスタンドは6階建てで、指定席な一般席などの他にも施設内には飲食店やグッツショップ、イベントステージも設けられておりレース以外にも楽しむことができます。
スタンド周辺には芝生スタンドとして芝生の上でレース観戦ができるエリアやポニーリンクでとてもかわいいポニーに乗馬もできます。また、施設裏の2つの噴水が備わった池がある日本庭園は小倉競馬場の名物のひとつです。

小倉競馬場の特徴

小倉競馬場は直線に坂が設けられていないこともあり、平坦・小回りコースでローカル場らしい競馬場となっています。
ただ、2コーナー付近に高低差:芝コース3m・ダートコース2.9mの小高い丘が設けられているので、コース全体が平坦というわけではなく、最後の平坦な直線に限った話で平坦コースと言われているんですよ。そして小回りコースと言われるだけあってコーナーはキツく3~4コーナーにはスパイラルカーブが設けられています。

小倉競馬場

小倉競馬場は、右回りで行われます。
芝コースの1周距離は1615.1m。これは福島競馬場に次ぐ小ささ。一方のダートコースの1周距離は1445.4m。福島競馬場とほぼ同サイズとなっています。

そして芝コースは幅員が30mとゆったりしているのが特徴でもあります。ローカル場としてはかなり広いです。この広い幅員を活用し、A、B、Cと3つのコースを使い分けることによって、馬場の傷みの分散が図られていたりもするんですよ。

小倉競馬場は冬と夏に開催されます。
中距離重賞の小倉大賞典や小倉記念、短距離重賞の北九州記念や小倉2歳ステークスなど名物レースが行われます。
また、小倉競馬場は九州地方に所在することから、九州産馬限定競走も行わています。

芝1000m

このコースは、ほとんど行われないコースです。
スタートはちょうどゴール板の真反対に位置しており、最初の3コーナーまで約280mの距離となっています。スパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は293m。
行われれば、内枠の逃げ先行を狙うのがおすすめです。スピードでそのまま押し切れそうな馬がいいですね。

芝1200m

このコースは、G3・北九州記念G3・小倉2歳ステークスが行われる舞台となっています。
スタートは向正面直線2コーナーポケットに位置しており、このスタート位置でもある2コーナーのところが最高部(芝コースの高低差は3m)になっており、スタート後200mほど下りとなります。
最初の3コーナーまでの直線距離は479m、下りのスパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は293mとなります。
スタートから下るので先行争いが激しくなり、ハイペースになることも珍しくありませんが、基本的にスピードで押し切れる逃げ先行馬が有利となっています。
また、コーナーはキツいのでコーナリングのうまさも要求されます。

芝1700m

スタートは正面スタンド前の直線の真ん中付近に位置しているので、スタート後間もなくゴール板を通過します。そして、最初の1コーナーまでの距離が172mとかなり短いのも特徴です。
1~2コーナーは上り坂になっており、2コーナーのところが最高部(芝コースの高低差は3m)、下りのスパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は293mとなります。
やはり最初の1コーナーに距離ロスなく入れることがポイントとなるので、内枠の逃げ先行馬にとなっています。
また、開催が進んで馬場が傷んでくると外枠の差し馬にもチャンスが生まれてきます。

芝1800m

このコースは、G3・小倉大賞典が行われる舞台となっています。
スタートは正面スタンド前のゴール板からおよそ100m手前の地点からになります。最初の1コーナーまでの距離が272m、1~2コーナーは上り坂になっており、2コーナーのところが最高部(芝コースの高低差は3m)、下りのスパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は293mとなります。
ペースは平均的な流れになりやすく、キツいコーナーを4回まわるコースになるので終始内をまわれる内枠が有利となっています。外枠の馬はコースロスが大きくなってしまいますし、脚を溜めにくいので不利です。

芝2000m

このコースは、G3・小倉記念が行われる舞台となっています。
スタートは正面スタンド前直線の4コーナーのポケットからになります。最初の1コーナーまでの472m、1~2コーナーは上り坂になっており、2コーナーのところが最高部(芝コースの高低差は3m)、下りのスパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は293mとなります。
最初の直線を走る距離があるので極端ハイペースになることは少ないですが、向正面でペースが落ちついて3コーナーあたりでペースアップなど攻防が激しくなるときもあります。

芝2600m

このコースは、ちょうどコース全体を1周半周回する長距離レースとなっています。
スタートは向正面直線の半ばよりやや左の下り途中からになります。
最初の3コーナーまでの距離は244m、下りのスパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は293mとなります。
長丁場ということもあり、平均からスローペースになることが多いです。そのためスタミナは重要で長距離戦で好走した戦歴がある馬には注意が必要です。
また、キツいコーナーを6回もまわるコースなので終始内をまわれる内枠が有利となっています。

ダート1000m

スタートは向正面直線の左の2コーナー出口からになります。最初の3コーナーまでの距離は366mで、緩い下り坂となっており、更にスパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は291.3mとなります。
コース形態からも逃げ馬が圧倒的に有利、持ち前のスピードをスタートから存分に発揮できる馬が強いコースです。とにかく、スタートにスピードが最優先です。

ダート1700m

スタートは正面スタンド前直線の右端で4コーナーの出口からになります。
最初の1コーナーまでの距離は343m、1~2コーナーは上りで、途中にダートコースの最高位部分(ダートコースの高低差は2.9m)を通過、スパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は291.3mとなります。
スタート直後からポジション取りが激しくなることが多いので、前半のペースは速くなる傾向にあります。
スタミナのある馬が有利です。先行して後ろの馬をバテさせ、先行している馬がそのまま押しきれるようなスタミナのある馬には要注意です。決して瞬発力勝負にはなりません。

ダート2400m

このコースは、500万下の下級条件レースのみが行われる舞台となっています。
スタートは向正面直線の左寄りに位置する2コーナー出口からになります。
最初の3コーナーまでの距離は320m、下りスタートでコース全体を約1周半回ります。1~2コーナーは上りで、途中にダートコースの最高位部分(ダートコースの高低差は2.9m)を通過、スパイラルカーブの3~4コーナー、最後の直線距離は291.3mとなります。
1700m同様にスタミナのある馬が有利です。長距離戦でもあるので最後の直線は脚が上がってしまう馬が多いため、最後の直線入口では前にいないと厳しいです。

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