秋競馬の予想も大川慶次郎に
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先週は牝馬3冠の最終戦である秋華賞が行われ、スタニングローズが最後の一冠を制して、春の雪辱を見事に果たしました。今週は牡馬クラシックの最終戦である菊花賞が行われます。
どのような結果になるか今から楽しみですが、土曜日には東京競馬場で、マイルCSトライアルの富士Sが行われます。今回はこの富士Sを予想・展望していきます。
本命は、ダノンスコーピオンです。
2歳時はGⅠ朝日杯FSで、ダービー馬ドウデュースの3着と後塵を拝す形となりました。
しかし、この春はＧⅢアーリントンＣを制した勢いそのままに、GⅠNHKマイルCも制覇して、3歳マイル路線の頂点に立ちました。
GIを勝利した舞台からこの秋も始動し、マイルCS制覇に向けての足掛かりにしたいところです。
対抗は、セリフォスです。
2歳時はGⅢ新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを連勝して、世代の主役に名乗りを挙げましたが、ドウデュースから半馬身差で朝日杯FSのタイトルを逃すと、NHKマイル杯と安田記念をともに4着と歯痒い成績が続いています。
一息入れてリフレッシュした状態で臨むこの一戦。勝利して復活の狼煙を上げることができるか注目です。
3番手として注目したいのは、この春に4連勝でＧⅡマイラーズＣを制したソウルラッシュです。
安田記念は直線の不利もあり、13着と大敗を喫してしまいましたが、この一戦は度外視してよいでしょう。
この秋こそＧⅠのタイトルを獲得するために、前哨戦の制覇にも期待が高まります。
穴っぽい存在では、シュリも注目です
。前走のＧⅢ京成杯ＡＨは無念の競争除外となってしまいましたが、2走前のＧⅢ関屋記念では、12番人気ながらも逃げ粘って2着を確保しました。
このレースもスムーズに先行することができれば、おもしろい存在だと思います。
また、逃げ馬では、アルサトワも馬券に入れておいて損はない存在でしょう。
前走の中京マイルで行われたリステッド競争であるポートアイランドＳでは、マイペースの逃げに持ち込み、見事に勝利しています。
メンバーランクは今回の方が数段上がりますが、この舞台でも持ち味の逃げを発揮することができるか注目です。
マイルＣＳの前哨戦としては、申し分のないメンバーが揃ったこの一戦。
馬券は、ダノンスコーピオンを軸に、セリフォス・ソウルラッシュ・シュリ・アルサトワに馬連で流したいと思います。
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