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JRA2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」に続き、牡馬の2歳マイル王を決める「朝日杯フューチュリティS」が15日に京都芝1600メートルで行われます。
札幌芝1500メートルで行われた新馬戦は、不利とされる外枠12番をモノともせず、好位4番手から完璧な立ち回りで抜け出して快勝。
続く2戦目のG3サウジアラビアRCは1頭だけ大外を回す形になったが直線だけの競馬で突き抜けて、並の競走馬ではないことを見せつけました。
父はモーリス、伯母に15年桜花賞2着クルミナルがいて、血統的にもマイル戦は適距離。京都はロングラン開催で芝が荒れ、適度に力を要する馬場も合いそう。
京王杯2歳Sの覇者パンジャタワーは東京の長い直線で坂を上がってからひと伸び、最後まで加速し続けた。1F延長が鍵となりますが、決め手はピカイチ。長い脚を使えるだけに、京都の下り坂を生かしたロングスパートがハマりそう。
トータルクラリティもポテンシャルが高い。前走新潟2歳Sは2着馬にいったん前に出られたが、内から盛り返して勝ち切った。勝負根性が光っている。
先週の阪神ジュベナイルフィリーズのアルマヴェローチェでG1初制覇を決めたオーナー（大野照旺氏）の追い風も受けての3連勝で2歳牡馬の頂点に立つのはただの通過点。怒涛の快進撃を積み上げ、アルテフィーバーを巻き起こすかもしれません。
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