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東京競馬場で開催される牝馬限定マイルGⅠレース。同レースは、2020年勝ち馬アーモンドアイ、2021年勝ち馬グランアレグリア、2022年勝ち馬ソダシ等トップクラスの牡馬たちにも負けない名馬が歴代優勝馬には揃っており、毎年牝馬同士の戦いとは思えないレベルとなっています。
今年は、昨年の勝ち馬ソングラインが不在ですが、既に牡馬との戦いでGⅠを制している名牝がここに登録しています。それは、昨年マイルCSを制したナミュールです。アーモンドアイやグランアレグリアと比較すると圧倒的な強さを誇っているとは言い難いですが、充実度は今が一番絶頂期で、マイルCSの後は香港マイル、ドバイターフと世界の名馬たち相手に堂々と馬券内に入り、今やマイル戦で肩を並べられる競走馬は少ないでしょう。
そんな、GⅠで惜敗が続いたナミュールの転機はやはりマイルCSで、落馬事故で残念ながら亡くなった藤岡康太騎手を背に研ぎ澄まされた末脚を駆使し、見事栄冠に輝きました。同レースでは、残念ながらその姿は見ることができないものの、ナミュールがその想いを背に戦ってくれるでしょう。
また、ナミュールは同じコースで開催された富士Sでの走りが秀逸で、牡馬相手に最後余裕を見せる程圧倒し、安田記念等で大敗した東京コースの適性の疑いも晴らすことができました。
弱点と言えば馬場くらいで雨が降らない限り、馬券外に沈むことは考えにくいです。また、昨年のソングライン同様海外帰り初戦も抵抗なく、むしろコンスタントに使うことよりも休み明けの方が得意なので、馬体に余程変化がなければ問題ないでしょう。
次にライバルは正直不在と言っても過言ではないですが、戦績で唯一対抗できそうな競走馬がマスクトディーバでしょうか。ただ、同馬の場合ベストがマイルではないと考えており、血統面等から前走阪神牝馬Sをこなしているものの若干不安視しています。ただし、秋華賞でリバティアイランドに迫った末脚は魅力的で、名手モレイラ騎手がどう捌いてくるか楽しみな部分はあります。
さて、東京芝1600mについてです。先週開催されたNHKマイルC同様にスピードはもちろんですが、それを持続させるスタミナも先行馬には要求され、血統面ではエピファネイア産駒の馬券内率、単複回収率が高く、ここではモリアーナに注目したいです。
3歳時NHKマイルCでは牡馬と走り6着と善戦し、以降紫苑SやAJCCなど様々な距離で使われましたが全て掲示板に入る優秀ぶりで、競走馬としてのポテンシャルは高いのでしょう。
そして、同レースはGⅠ戦ともありペースが流れることが想定され、同馬の持ち味でもある末脚が活かせる展開になる可能性が高く、ナミュールに勝つことは難しいですが、この面子なら十分馬券内は狙えると考えております。
改めて今年は一強というイメージで、藤岡康太騎手の分までナミュールには頑張ってほしいものです。
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