↓こちらで毎日無料予想提供中↓
京都競馬場で開催されるハンデ芝重賞レース。同レースは、春の天皇賞の行方を占う一戦で、ハンデ戦ともあり荒れる傾向にあります。今年は、昨年菊花賞を盛り上げてくれた競走馬たちが集い、長距離界に新しい風を吹き込んでくれそうです。
ここ最近の天皇賞(春)は4,5歳馬の勝利が続いており、今年もその傾向にあてはまる可能性が高く、ニューフェイスたちが集うこの一戦は注目です。早速そのニューフェイスたちを見ていきましょう。
まずは、2000m以上の重賞を2つ勝利しているサトノグランツです。前走菊花賞では、ステップレースの神戸新聞杯で力を使い果たしたのか全く元気がなく、途中でガス欠と、今では世代NO,1と呼び声高いドゥレッツァよりも人気はありましたが、二桁着順と情けない結果に終わってしまいました。
ただし、マグレで重賞2つ勝てるほど競走馬の世界は甘くなく、体調さえ戻れば有力候補となるでしょう。母親が海外重賞馬でGⅠでも2着に入った実績があり、父サトノダイヤモンドも長い距離に適性がありましたし、実質産駒は2000m以上で勝ち星を重ねております。
そんな良血馬にとって一番の懸念材料は、実力はそこまで差はないですが、斤量差が1.5キロ軽く想定されているサヴォーナの存在です。実はサトノグランツとは菊花賞以外で2戦戦っているものの2敗とあまり見栄えは良くないですが、その時は同斤量で2走とも0.1秒差以内の決着とそこまで差はありません。
今回この斤量差がどう響くか、そして面白いことにサトノグランツとは異なり血統的な見栄えはさほど良くない競走馬が良血のサトノグランツと並んで走るのが競馬の魅力でもあります。
また、前走後ろからとなりましたが、前でも後ろでも問わない脚質の持ち主なので、展開によって左右される可能性は低いです。ただし、同レースは先行馬の成績が良いので、前につけることが無難かもしれません。前走菊花賞組が過去10年で3勝もしているレースなだけにこの2頭から勝ち馬が出る可能性は非常に高いでしょう。
さて、京都芝2400mについてです。同レースはスタートこそ先行争いが激化する可能性は高いですが、後はほぼスローで落ち着くことが多く、先行馬に有利な展開になることが多いです。
先に示したとおり、同レースも過去先行勢の活躍が目立ちますが、ここではリビアングラスに注目したいです。しれっと菊花賞では、サトノグランツ、サヴォーナに先着しており、先行力と勝負根性には優れたものがあります。
前走中山の一戦が余計だったのでは、と思う所はありますが、そこは矢作厩舎なので良い意味で裏切ってほしいものです。また、斤量も魅力的で54キロ想定とサトノグランツ、サヴォーナに怒られそうな軽斤量となっております。ここで走らなければむしろマズイイメージです。デビューが遅く、これから伸びてくる血統でもあるので、今後が楽しみな一頭です。
タイトルホルダーが引退しただけに、魅力的なステイヤーが現れるのを楽しみに待ちたいと思います。
コメント