今週の重賞予想はこちらをクリック
スプリンターズステークス GI 2021 枠順確定後シミュレーション
的中データラボ「スプリンターズS」の見解
中山競馬場で開催される短距離GⅠレース。
遂に開幕する秋のGⅠレース、その始まりを告げる同レースは、トップクラスの快速馬が集うレースだけあってか、ハイペースになりやすく、差し馬の活躍が例年目立つ。
昨年の優勝馬グランアレグリア、一昨年の優勝馬タワーオブロンドン、2018年の優勝馬ファインニードルなどいずれも後方からの差しであった。それだけでなく、過去10年間で優勝を勝ち取った競走馬の戦法は大方差しであった。また、牝馬の活躍も目立ち、過去10年間で3勝2着5回3着6回と出走頭数を考えれば好成績である。
そして、もう一つ目立つデータで言えば、前走セントウルステークス組が強いことだ。過去10年間で5勝と圧倒的である。特に注目したいのは、2018年の1~3着、なんと全て前走セントウルステークス組だった。今年のセントウルステークスは中京開催だったが、昨年も中京開催であったにも関わらず、優勝したダノンスマッシュは昨年同レースで見事2着に入った。
要するに、セントウルステークスは好メンバーが集まりやすく、コースの紐づけ関係なく、走る可能性が高いのだ。こういった内容を踏まえて、同レースに登録している人気馬たちを見ていきたい。
まずは、前走人気に応えセントウルステークスを勝利したレシステンシア、高松宮記念はダノンスマッシュに敗北したが、今年はそのダノンスマッシュは登録をしているものの海外帰りで、4月以来の出走とやや状態が気になるところだ。
臨戦態勢が万全であるレシステンシアの気になる点は、中山芝初出走の点と、過去10年間勝ち馬には差し馬が多いところである。先行押し切りをモットーにしている競争馬なだけに、このデータを覆してほしいところだ。
そして、そのレシステンシアにセントウルステークスで好勝負を演じたピクシーナイトは忘れてはならない。同レースは3歳馬の成績はあまり奮わないが、今年の短距離路線を歩む3歳馬たちは夏に古馬たちを圧倒し、能力が高いことを証明してくれた。今やモーリスの代表産駒と言っても過言ではない同馬のポテンシャルには期待が掛かる。
さて、中山芝1200mについて、スタート後下り坂が続くため、序盤からスピードは上がりやすく、ましてやGⅠ戦ともあれば尚更だ。そして、ゴール前には急坂が待ち構えており、先行勢にとっては厳しい展開になりやすい。
オススメの競馬予想サイトはこちらをクリック
的中データラボ推奨の注目馬
そんな中注目したいのは、ジャンダルムである。
1200mに戦いの場を移してから、3戦1勝とやや目立たないが、前走セントウルステークスで披露した最速の上りと、中山芝1200mで1勝していることから差し有利な展開になりやすい同レースにあたっては、大金星をあげる可能性はある。また、同レースは過去10年間4~6歳馬の成績が良いことから、同馬6歳馬だからと言って決して侮ってはいけない。
今年の秋GⅠの開幕戦、いかなる結果が待っているのか楽しみである。
オススメの競馬予想サイトはこちらをクリック
コメント