富士S GII 2021 枠順確定後シミュレーション
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的中データラボ「富士ステークス 2021」の見解
東京競馬場で開催される芝重賞レース。同レースは、マイルチャンピオンシップのステップレースとなるレースだ。過去10年間同レースに出走した競争馬で2017年ペルシアンナイト、2014年ダノンシャーク、2011年エイシンアポロンと次走マイルチャンピオンシップで優勝しており、他にも好走した競走馬は多く存在し、同レースはGⅠ戦への王道路線と言えよう。
今年のマイルチャンピオンシップでは既に優勝筆頭候補の名前が挙げられている。それは、毎日王冠で3歳馬ながらとんでもないレースを魅せた、シュネルマイスターである。この競走馬を倒さんと、同レースに多くのマイル路線を歩む有力馬が集結しており、その優勝候補の最右翼とされるのが、シュネルマイスターとNHKマイルカップでタイム差無しの2着と好勝負を演じた3歳馬ソングラインである。
前走関屋記念出走時はスタート後不利を受け、そのままチグハグなレースになってしまい、圧倒的人気を背負いながら3着に沈んでしまった。競走馬は生き物である以上、アクシデントにより走る気持ちに影響が出るのは仕方ないにせよ、意外な結果であった。
今回は東京芝1600mに戻り、復活出来るのか皆が注目している。そして、追い風となりそうなデータで言えば同レースは3歳馬の成績が良いところである。過去10年間で4歳馬5勝と圧倒しているものの、それに次ぐ3勝と優秀である。
また、過去10年間で6歳以上が馬券に絡んだことは1回しかなく、それも2017年2着6歳イスラボニータで、マイル戦で数々の実績を残した競争馬だっただけに、同レースでは若い競走馬を積極的に狙っていきたいところだ。
次に有力馬として、挙げられるのはこちらも3歳馬であるダノンザキッドである。ホープフルSを制したGⅠ馬は、3歳クラシックの中心になると言われていたが、惨敗した皐月賞後怪我が発覚し、その後休養を強いられた。
約6カ月ぶりの出走とはなるが、築いてきた実績が他馬とは異なり、万全の状態であれば何ら問題はないだろう。ただし、ジャスタウェイ産駒は成長力に課題があり、大物もそこまで出ていないのが現状だ。当日は馬体をしっかりと確認した方が良さそうだ。
的中データラボ 富士ステークス 2021 推奨馬
東京芝1600mについて、スタート後コーナーまでの距離が長く、枠順に有利不利は少ない。また、多くの重賞で使用されるコースであり、重賞クラスとなるとペースが速くなりがちで、先行勢にはキツイ流れになる傾向が強い。同レースも例外なく、差し馬の活躍が目立つ。
昨年の同レース王者ヴァンドギャルドも差し馬に有利な速いペースで流れ、最速の上りを披露し、優勝した。今年も末脚を武器としている競走馬に注目したく、その中でもザダルの末脚に目を向けたい。
前走は斤量が響き中途半端な結果に終わったが、長期休み明けであった前々走エプソムカップで、GⅠでも実績を残している重賞馬サトノフラッグを封じた末脚は見事であった。前走より斤量も少なくなり、エプソムカップで負かしたアルジャンナより人気がなければ美味しい馬券になる可能性もある。
今年はここからマイルチャンピオンシップに出走し、シュネルマイスターと対決してGⅠ馬となる競走馬がいるのか、注目したい。
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