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『G1マイルチャンピオンシップ=2024年11月17日(日)3歳上・京都競馬場・芝外1600メートル』
今年のマイル王決定戦・G1マイルCS≪17日=京都芝外1600メートル≫は歴代覇者のセリフォス、ナミュールに加え、昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ、欧州からの刺客チャリンと多彩な面々が集結した。
ただ、穴党からの熱い要望に応える形で狙うのはもちろん高配を演出してくれる穴馬だ。アンテナに引っかかったのは古豪タイムトゥヘヴン(牡6・戸田)厩舎ゆかりの血統にかける一流トレーナーの熱き思いに激走の予感がひしひしと感じられた。
14番人気の低評価だった2走前・京成杯AH。後方からレース上がりを1秒1上回る最速32秒4の末脚で追い込み、G1馬アスコリピチェーノの背後まで迫った。
時計の出やすい開幕週の馬場とはいえ、マイルで1分31秒0(良馬場)は自己ベスト。
3連単16万680円と高配当の使者になり、衰えのないエンジン性能の高さを再認識させた。
絶妙なエスコートで末脚を引き出したのはベテラン柴田善!陣営はテンの甘さを補うためスプリント戦挑戦など試行錯誤したが、3走前に手綱を握ると「年齢を重ねてきたし、脚質は馬の性格が出るのでなかなか変えられない。ならば、本質を存分に生かせばいい。いつかチャンスは来る」と腹をくくった競馬に徹してきた。
続く富士Sでは15着に大敗したが、直線で外に出そうとするも2回カットされての不完全燃焼。それでも上がりは3位タイの33秒1を記録しただけにスムーズなら違っていた。
その前走について調教師が説明する。「ジョッキーは、右回りは体重移動でレーンチェンジできるけど左回りは外に出そうとするとモタつく、と指摘した。その間に後ろから馬が来て進路をふさがれたって。それでもあの脚を使えたから、前が開けばG1のメンバーにも劣らないよ。右回りの京都替わりはプラスだね」
7日の1週前追いは上野(レースは柴田善)がまたがり馬場の八分目を単走で駆け抜けた。馬なりで南ウッド6ハロン81・2ー11・4秒。
師は「外ラチ沿いを楽に走って好時計。前走を使って状態はいいね。あとは展開がハマるか」と話し、「この馬は穴狙いの人にうってつけだね。京都で母の血が騒いでくれるんじゃないの?」と激走を予言。
母キストゥヘヴンは6番人気で制した桜花賞をはじめ全5勝で一度も1番人気がなかった。高いマイル適性だけでなく意外性のDNAも引き継いでいるとなれば、大切に守ってきた厩舎ゆかりの血統馬が、強敵揃いのここで母に続くマイルG1制覇を決める可能性は低くない。
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