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【G1エリザベス女王杯■2024年11月10日(日曜)3歳上(牝) 京都競馬場・芝外2200メートル】
日曜の京都競馬メインは牝馬の頂上決戦・G1第49回エリザベス女王杯(京都芝外2200メートル)が行われる。
オークス、秋華賞の牝馬2冠を達成したチェルヴィニアがジャパンC、昨年の覇者で府中牝馬Sを快勝したブレイディヴェーグはマイルCSへ出走とあってG1馬の出走は2頭と寂しい顔触れになった。
昨年のホープフルSを制したレガレイラに人気が集中しそうだが、注目はもう一頭のG1ホースであるスタニングローズ(牝5)
「4角では勝ち負けを意識しましたが、さすがに上位2頭と6キロの斤量差はこたえましたね」と調教師が振り返るのが前走のクイーンS。
道中は3番手の外につけて抜群の手応えで4角手前から先頭に並びかけたのだが、57キロの斤量を背負っていたこともあって、追われてから思ったほどはじけず6着に終わった。
逃げたコンクシェルを捕まえられないばかりか後続にもかわされてしまったが、勝ち馬からはわずか0秒2差。
今年の2戦（大阪杯8着、ヴィクトリアマイル9着）は本来の走りができていなかったが、秋華賞2着ボンドガール、牡馬相手のカシオペアSを勝利したアルジーヌと差のない競馬ができて、復調気配は明らか。
今回は調教で4本追える状況で入厩させてもらいました。
レースにはエネルギッシュに行けるように調整していますが、中間はさすがG1馬という動きをしてますし、今は本当に具合がいいんでしょうね。
まだまだ走れる馬ですと調教師はこの一戦にすさまじい熱量で挑もうとしている。
今回はいつものパターンよりも2週間ほど早い10月11日に帰厩。
同17日に坂路で4ハロン56.0ー11.7秒、同23日に同4ハロン54.2ー11.6秒、そして同30日には馬なりで同4ハロン53.7ー11.6秒と週を追うごとに鋭さが増してきて、万全の仕上がりでレースへ臨めそう。
今回は鞍上にC・デムーロを迎える。短期免許取得1週目から騎乗機会6連勝を達成するなど、さすがの手綱さばきを見せた。
天皇賞・秋はダノンベルーガに騎乗（14着）した際は、前日の単勝オッズ19.0倍が当日の5連勝で14.3倍まで変動。
ここも鞍上による人気は高まりそうだが、心強いパートナーを得たのは確か。
調教での抜群の動き、そして調教師の自信満々の言動、一昨年の秋華賞馬がここで完全復活を遂げることになるでしょう。
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